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OMEPの紹介

OMEPとは、Organisation Mondiale Pour l’Éducation Préscolaire(仏語)の略称で、「世界幼児教育・保育機構」と訳されています。第2次世界大戦直後、未だ戦火の消えないヨーロッパで、幼児教育にたずさわっている人々が、国境を越えて子ども達のために協力する目的をもって、国際機関を創設しました。その規約には設立当初より次のことがOMEPの性格として記されています。

 

  • OMEPは、幼児教育・保育のすべての面に貢献する国際的な非政府(NGO)非営利(NPO)組織である

  • OMEPは、国籍、人種、宗教、政治的信条を越えて協力する

  • OMEPは、一国に一つだけの機関である

  • OMEPは、幼児の保育・教育に関するユネスコの協力機関(NGO)である

 

 結成当初、加盟国は11か国でしたが、現在では、世界約70か国が参加しています。

 

OMEPの目的は、次の通りです。

  • OMEPは、すべての子どもが、家庭や保育・教育機関、そして社会の中で、より良く発達し幸せになるように、最適条件を用意する

  • この目的のために、OMEPは、幼児教育・保育を改善するためのあらゆる努力を支援する

  • OMEPは、幼児教育・保育の向上に影響を与える研究を援助する。これによって、OMEPは人類の相互理解に貢献し、ひいては世界の平和に寄与する

  • 幼児教育・保育を振興させる

 1948年、OMEPがプラハ市で結成されて以来、2022年までに74回の世界大会が世界の主な都市で開催されてきました。1995年の第21回世界大会は日本(東京/横浜)で開催されました。これは、アジアで最初の世界大会となりました。

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